高血圧の治療と生活習慣
国民病ともいわれる高血圧についてお話します。
当クリニックの、初診時の高血圧管理計画についてご説明します。
血圧測定 病歴 身体所見をとりその上で二次性高血圧を除外します
危険因子 臓器障害 心血管病などの合併症を評価委し生活習慣の修正を指導します。
生活習慣の修正といいますとお堅いようですが、主な点は下記の様になります。
1.減塩 6g/日未満の食事をしましょう。
病院食が概ね6gですから、入院歴のあるかたは、病院食より味が濃いかで、 概ね食卓の食事がわかります
2.野菜、果物の積極的摂取
3.脂質、コレステロールや飽和脂肪酸の接種を控える。魚(魚油)の積極的接種
減量 BMI(体重(kg)÷身長(m) × 身長(m)が25未満
4.心血管病のない高血圧患者が対象で、中等度の有酸素運動を中心に定期的に(毎日30分以上を目標に)行う
5.節酒 エタノールで男性は20-30ml/日以下、女性は10-20ml/以下
6.禁煙
患者様に 外来ですべてを説明すると難しいですが、少しずつご理解できるように診療を工夫しております。
尚 家庭高血圧を患者様に測定していただき 治療にいかせるようにさせていただいております。あまり 厳しいお話をすると精進料理をたべるのでしょうかといわれるケースもありますが 患者さまの理解度に合わせて、治療が上手くできるように指導ができればと日々思っております。