高脂血症と動脈硬化のお話
当クリニックでは 検診で高脂血症と診断された方、あるいは外来検査で高脂血症と診断された患者さまの治療を行っております。
高脂血症とは、血液中のLDL(悪玉)コレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)が過剰な状態またはHDL(悪玉)コレステロールが少ない状態をいいます。
その中でも動脈硬化と関連が深いのはLDLコレステロールです。LDLコレステロールが必要以上に存在すると血管にコレステロールが蓄積され動脈硬化を起こし、放置しておくと血管が細くなったり詰まったりします。これが心臓で起こると狭心症や心筋梗塞になり、脳で起こると脳梗塞(長嶋監督がかかりましたよね)になります。
血液中のLDLコレステロールを下げるには、
①食事療法
②運動療法
③薬物療法
をバランス良くやりましょう。
次回高脂血症の治療についてご紹介します。